ブックタイトルぎふ家づくりの本 2016年版

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概要

ぎふ家づくりの本 2016年版

“空間を作り込み過ぎない”ことに加えて、A邸では“やり過ぎない”ことも、もう1つのテーマになっています。カフェ巡りが好きな奥様には、「家の中でもオシャレな雰囲気を感じたい」という思いがありました。「生活感は出したくないけれど、生活しづらい空間になっては意味がないですから」という奥様の思いを活かして、調味料や食器類をサッと取り出し、食卓にスッと並べることのできる距離感を作り出し、最短で移動できる家事動線を実現。カウンターの高さや出具合なども細かく現場で打ち合わせを重ねました。見せる収納と隠す収納を上手に使い分けるなど、デザインも意識しながら使い勝手を重視したプランニングになっています。窓の位置や大きさも一つひとつオーケンハウスと打ち合わせながら手づくりしたもの。「例えば玄関とリビングの間には、冷暖房効率を考えてドアをつけてありますが、光を取り込むためガラス窓にしてもらった上で、誰が来たか確認できる高さにしてもらいました。それぞれ違う空間なのですが、つながっていて開放感が感じられるので気に入っています」とのこと。「最近はカフェ巡りともすっかり縁遠くなりました。現在はお店のような雰囲気も感じられて大満足の家ができました」と語るお気に入りの空間の中で、家族の笑顔が響き合う楽しい時間を過ごしています。2 1使い勝手よくデザイン性も高い3106