ブックタイトルぎふ家づくりの本 2016年版

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概要

ぎふ家づくりの本 2016年版

光と風の通り道である中庭は、ご主人が希望した“家族がわかりあえる家”にも大きな意味を持っています。ご主人は、「坪庭ではなくウッドデッキを提案してもらったところにピンときました。なるほどウッドデッキなら行き来もできるし、家族がすぐに声をかけることもできます。わかりあえるということを、こういう形で読み解いてもらったんだと感心しました」と語ります。奥様も「とにかく、すごくラクなんですよ。寝室に子どもを寝かせていても、ドアを開けていれば安心です。姿が見えなくても音や気配で存在がわかるのは、子育てしている中では、大きな安心につながります」と語ってくれました。開放的な間取りは十分に気に入ったTさんでしたが、1つだけ気がかりなことがありました。それは南道路からの視線でした。それに対する提案は、太陽光パネルを目隠しとして利用するという斬新なアイデアでした。その提案を即座に気に入ったTさんは、田中工務店のアイデアを採用。外部からの視線が気にならないちょうどよい高さでプライバシーが確保され、開放的な毎日を過ごしています。1234つながりを大事にした行き来する庭1洗うから干して収めるまでの一連の作業が最短距離で完結するサニタリースペース。2スッキリと美しいラインが印象的なオリジナルのキッチンキャビネット。3収納型の建具を閉じれば、生活感を見せないシンプルな空間へと表情を変えることができます。4「南面の道路に対して、ちょうど視線が合わない高さになっているのはもちろんですが、実は北側も道路に面しています。こちらも公園は見えつつ、通る人と視線が合わない高さになっています。本当に細部へのこだわりがすごいです」とご主人も感心しきり。118