ブックタイトルぎふ家づくりの本 2016年版

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概要

ぎふ家づくりの本 2016年版

かつての思い出がよみがえる花火のほかに、T邸には、もう1つ思い出のアイテムが形を変えて受け継がれています。それは小上がりの畳コーナーに設置された天然木の座卓です。「父が飛騨で買ってきたもので、長年リビングテーブルとして愛用していました。『これだけは活かしてほしい』という母の要望を叶えてもらいました」とご主人。「長さが3m近くもある大きなものですが、座卓のサイズに合わせて間取りを考えてもらいました。脚の長さは短めなので、掘り炬燵を提案してもらって、キッチンに立つ私と目線が合うように、小上がりになっています。雰囲気がいいし、高さもぴったり。フローリングも座卓に合わせて落ち着いた色目を組み合わせてもらって、いい感じに仕上げてもらいました」と奥様も大満足。週末にはお母様も交えて、家族で座卓を囲みながら賑やかな食事を楽しんでいます。広々としたLDK、ご夫婦の寝室、サニタリースペースをレイアウトした2階に対し、1階は、お母様専用のDKと居間兼寝室として使える和室、子ども部屋を配置しています。中でも、お母様の住居スペースの上に位置する部分には、夜遅い時間の出番が少ないキッチンを計画的にプランニングするなど、やさしい心配りもされています。気兼ねなくプライベート感満点の暮らしを楽しみながら、家族が心地よくつながるT邸です。1234思い出の座卓を活かした畳コーナー4164