ブックタイトルぎふ家づくりの本 2016年版

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概要

ぎふ家づくりの本 2016年版

211山小屋をイメージした外壁には桧板を採用。深い軒が風雨、日光から守ります。2 2階洋室。壁のJパネル、天井の野地板も岐阜の杉。岐阜県産材にこだわっています。3廊下に薪ストーブを設置したおかげで、ダイニングで食事をしていると「背中がポカポカして、冬の特等席ですよ」とご主人。夏は、「南北や上下に風が抜けるので、ほとんどエアコンを使うことはないですが、時々エアコンを使うときは建具を閉めています。同じ場所なのに暮らしに応じて何役もの使い方ができます」。でした。の自然空間だけが目に映るベストポイント見事に実現してくれました」と語る、癒し本庄さんには随分無理をお願いしましたが、がっていて、建物を庭とマッチさせるべく、見え方まで要望しました。庭が先に出来上はもちろん、庭から向こうに見えるものの物が一切見えないのがわかりますよね。庭前に広がります。「家やビル、電柱など人工な窓を通して切り取られた景色として目のの木々に覆われたやすらぎの風景が、大きれて、リビングのチェアに腰掛けると、緑「ちょっと、ここに座ってごらん」と促さです。見通すロケーションを計算した特別な場所いるのは、ここだけ」という、川の対岸をせてくれます。「川の向こう岸が森になってされた庭は、山の中にいるような気分にさ丹念に集め続けてきた自然石や雑木で構成すが庭は、実はすでに4年目を迎えます。住まいは完成して間もなく1年となりま人工物を見せないリビングの景色心の中に決めていました。てるなら、この地がぴったりだ」と密かに草をかき分けて幾度も歩き、「終の棲家を建の人ならまず通ることのないこの堤防を、ふれることがありません。Hさんは、普通ォーキングのルートではないため、人目にいます。草木の生い茂る堤防は、一般のウい。南側はすべて一級河川の堤防に接してH邸は奥まった川沿いの敷地に建つ住ま3172