ブックタイトルぎふ家づくりの本 2016年版

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概要

ぎふ家づくりの本 2016年版

「夫婦2人暮らしになったとき、1階ですべてが終わるように」と平屋希望があったTさんですが、やや縦長の敷地形状と予算面を考慮して、子ども部屋のみ2階にレイアウトするプランを採用しました。お子さんが小さいこともあって、子ども部屋は物干し場、納戸として活用。「できるだけムダを省きたかった」と語るご主人の希望を活かした客間兼寝室で寝ているため、普段の暮らしはほぼ1階で完結しています。県産材をふんだんに使った木の香りが心地よい室内は柱と梁がスッキリ通って、シンプルかつ美しい表情を見せています。壁厚35ミリ、床下90ミリ、外断熱通気工法の住まいは気密性が高く、「アパート住まいの時は冬の朝起きると寒いと感じていましたが、今は薪ストーブの火を寝る前に落としても暖かさが持続します。23度ぐらいをキープしていますから、着替えがラクです」とご主人。T邸では、2階の1室を物干し場として活用しています。「当初は庭に干そうと考えていましたが、防犯面も考慮して部屋に干しています。アパートの時は、除湿機をつけても生乾きの嫌な臭いが気になっていましたが、今は、夜洗濯したものが朝にはパリッと乾いています。除湿機は使っていませんが、臭いも一切ないです」と奥様。自然素材を活かした気密性抜群の住まいで、冬暖かい快適な暮らしを満喫しています。123朝は23度をキープして、着替えがラク4196