ブックタイトルぎふ家づくりの本 2016年版

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概要

ぎふ家づくりの本 2016年版

「設計事務所が家を建てる」がコンセプトのneieがプロデュースする、もう1つの“居心地のよい家”が、このモデルハウス。50坪ほどの敷地を持ち、街中に暮らすことを想定したプランです。周辺環境は住宅街ですから、あまりに開放的過ぎるとプライバシーが損なわれてしまいます。要所に、目隠しと憩いを兼ねた緑を配し、限られた敷地の中で、四季が感じられるよう工夫されています。南北、あるいは東西の風の流れを観察し、陽の射し込む角度を細かく計算。光をたっぷり取り込む空間もあれば、壁に反射したやわらかい光を取り入れる空間も設けたり、気持ちのいい自然の光と風を存分に活かしたプランニングです。高さ、位置、大きさ、配置する場所など、光と風の通り道である窓のレイアウトもていねいに時間をかけて決めていき、お客様の暮らし方とじっくり向き合いながら、高い設計力で周辺環境を読み解き、間取りに活かしています。プライベート性を高めるため、ダイレクトウィンドウは採用していませんが、東面に設けられたリビングの上部には大きな吹き抜けが広がります。リビングはもちろん、ダイニング、2階廊下、書斎などそれぞれの空間が吹き抜けを介してつながっています。落ち着きのある外と中のつながりを大切にした住まいは、数字以上の広がりとやすらぎにあふれています。住宅街の中にあって、光・風と一緒に暮らしながら喧騒を感じさせない。そんなオアシスを感じることのできる住まいです。12住宅街にあって喧騒を感じさせないオアシスを感じる住まい216