ブックタイトルぎふ家づくりの本 2016年版

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概要

ぎふ家づくりの本 2016年版

ひだまりほーむの展示場では、“心豊かな暮らしを送る”をコンセプトに、様々なイベントが行われています。随時開催する「暮らしの学校」では、味噌仕込みや梅干しづくり教室、郡上の農園で低農薬野菜を育てる農業体験から器・ガラス、漆器などの展覧会まで暮らしがちょっと楽しくなる催しが盛りだくさん。“顔が見える手づくりのいいものに出会える”というコンセプトで行われている「暮らしの陽だまり市」は毎大好きで、毎回楽しみに参加しています。木で棚を作ったり、いろんなことが体験できるのがいいですね。フードブースの食べ物もおいしくて、私的には、そちらも楽しみに訪れています」。出店者の小野さんと宇都宮さんにも伺ってみました。小野さんは、「子ども服や布小物をメインに出店して4年になりますが、今はすっかり定着して、たくさんの人に作品を見てもらえるのがうれしいです。中には以前、購入した服を着て遊びに来てくれたお客さんもいて、仲良しになったお客さんと、ここで出会えるのも楽しみの1つです」とのこと。フェアトレード商品を扱う宇都宮さんは、「ひだまりのスタッフさんも、このイベントを楽しんでいることが伝わってきて、それが全体のいい雰囲気につながっていると思います。出店者もハンドメイドや丹精込めて作った野菜など、こだわりを持った人ばかりで、同じ思いを持つ人たちが集まっているのも好循環だと思います」と語ってくれました。月8日に開催。無農薬野菜や手づくり雑貨などを販売する方々が40店舗ほど出店し、賑わいを見せています。毎月第3土日曜には、“暮らしと子育ての情報発信基地”をコンセプトにした「ひだまりフェス」を開催。9月に開催されたフェスにお伺いし、参加者の皆さんに感想を聞いてみました。当日のイベント内容は、「親子でお絵描きマクロビ風カップケーキづくり」「お口に入れても大丈夫!小麦粉ねんどづくり」「ミツロウクレヨンづくり」「野菜スタンプでメッセージカードづくり」など、小さなお子さんでも五感でふれながら、本物の気持ちよさを体感できるメニューになっていました。息子さん2人と来場していた鈴木さんは、「子どもたちが、ここに遊びに来るのが次はフェスに来るのは2回目という浜さん。「自宅だと『汚れるから』『ケガするから』ダメと、つい言ってしまいがちですが、ここなら楽しく参加できます。息子も声をかけられると恥ずかしそうにしますが、今日は『集中して頑張っているね』と言われて、ニッコリしていました」と感想を聞かせてくれました。最後は、親子でカップケーキづくりに参加していた竹中さん。「以前、味噌仕込み教室に参加したことがあるのですが、とても楽しかったし、勉強になりました。ここは、無添加、無農薬など、安心、安全の素材に出会えるのも魅力で、積極的に参加するようにしています」とのことでした。自然とふれ合いながら、本物の気持ちよさを体感し、創造力が育まれるお子さんの様子を見て、皆さん笑顔でいっぱいです。本質にふれさせるチャンスを作ってあげたいと考えるご家族にとって、暮らしのキーステーションになっているようです。心豊かに暮らしたい人に贈るひだまりビレッジ子ども服や布小物を出店する小野さん「フードや雑貨めぐりができる陽だまり市もよく来ます」という浜さん「今日は少し暑かったので、かき氷がおいしかったです」と語る鈴木さんフェアトレード商品を扱う宇都宮さん「安全な素材ばかりなので、子どもにも安心です」と竹中さん228