ブックタイトルぎふ家づくりの本 2016年版

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概要

ぎふ家づくりの本 2016年版

■住宅品質確保促進法(品確法)「10年の瑕疵担保期間」「住宅性能表示制度」「紛争処理機関の新設」の三本柱から成る、2000年4月に施行された法律。品質のよい住宅を手に入れられるようにすること、建築主を法的に守ることを目的としている。■聚楽壁茶褐色の土を混ぜた、和風建築の代表的な塗り壁。安土桃山時代に完成した聚楽第(じゅらくだい)の跡地付近から出た土で作られたことから、この名がついた。■書院床の間の脇に設けた棚と障子で構成されたスペース。文章を書いたり書物を読んだりする空間。■上棟式軸組工事の最後に棟木を上げる際に工事の無事を祈念する儀式。「建前」とも呼ばれる。■ジョリパッドアクリル系壁仕上げ剤で、内装用、外装用として広く使われる。コテやローラー、吹き付けなど、仕上げ方法の自由度が高い。■白太(しらた)木材の樹皮に近い淡い色の部分。辺材とも呼ばれる。■真壁造り柱を表面に露出させ、柱と柱の間に壁を納める伝統的な工法。■スウィングドア前後どちらへも開閉し、自然に閉まるばね仕掛けの戸。■スキップフロア半階ずつずらしてフロアを配置し、空間に変化をつける手法。■数寄屋造り(すきや)数寄屋(茶室)風を取り入れた日本の建築様式のひとつ。書院造りのような形式にとらわれず、草庵風茶室の手法や意匠を取り入れて自由にデザインできるのが特徴。■筋交い軸組構造住宅で柱と柱の間に対角線に取りつけ、水平力に抵抗する補強材。■すまい給付金2014年4月からの消費税増税に伴い、住宅購入者の負担を軽減する制度。所得税や住民税の納税額が少なく、住宅ローン減税の恩恵を受けられない場合や、現金支払いの場合に、収入額等に応じて政府が現金を給付する。■スマートハウスエネルギーをより効率的に利用するために工夫された住宅。1980年代にアメリカで提唱された住宅の概念だが、統一された定義はなく、最近ではHEMSという住宅内のエネルギー管理システムによって、家電や発電機、蓄電池、電気自動車などを一元的に管理する住宅、という解釈が一般的となっている。■スロープ車椅子や高齢者でもスムーズに通ることができるように、段差をなくした緩やかな傾斜の通路。■制震構造ダンパーなどを建物に組み込み、地震の揺れを制御して軽減する構造や装置のこと。■石膏ボード石膏を芯材として、その両面を厚紙で覆った板。プラスターボード(PB)とも呼ばれる。■造作構造が完成した後に行われる、建具、和室の内装、棚、階段、造りつけ家具内装などの工事全般を指す。■外断熱柱の外側や基礎、屋根に断熱材を用いて、室内や小屋裏、床下を包み込むように施工する断熱方法。外張り断熱とも呼ばれる。■大黒柱住宅のほぼ中心に設置する、最も断面が大きい柱。亭主柱、役柱、中柱とも呼ばれる。■耐震等級建物がどの程度の地震に耐えられるかを示す等級。建築基準法の耐震基準を満たしたものを「等級1」とし、1.25倍を「等級2」、1.5倍を「等級3」とする。等級に応じて地震保険の割引がある。■対面キッチンキッチンに立った際、作業者がダイニングやリビング側を向くキッチンの配置。■太陽光発電システム日当たりのよい屋根に設置した太陽電池パネルを用いて、太陽光エネルギーを電力に変換するシステムのこと。自家消費して余った電力は、電力会社に買い取ってもらうことができる。■タイル耐候性や耐火性、防水性に優れ、水回りをはじめとした内外装に用いられる陶磁器質建材。■ダウンライト天井に埋め込まれた小型の照明。■建具空間を仕切る可動式の襖・窓・戸などの総称。■垂木(たるき)小屋組の一部で、屋根の野地板のすぐ下に、棟木から桁にかけて、斜めに滴の流れる方向に入れる部材。■断熱材室内外へ熱の伝導・伝達を防ぐための材料。■断熱性熱損失係数(Q値)で表される室内の熱を保つ性能。数値が小さいほど熱は外へ逃げにくいことを示す。■長期優良住宅「長期優良住宅普及促進法」に基づき、省エネルギー性、耐震性、バリアフリー性、耐久性などにおいて、国土交通省が定めた基準を満たす住宅。住宅ローン控除額のアップや低金利措置などの優遇を受けることができる。■造り付け戸棚などの家具類を、大工工事で建物と一体化させて造り込むこと。■土壁聚楽や漆喰、珪藻土などの土を用いた左官仕上げ壁。■2×4工法(ツーバイフォー工法)角材の枠に構造用合板を張ったパネルを組み立て、壁、床、天井の6面構成で構築する工法。角材の断面の寸法が2インチ×4インチであることから、そう呼ばれる。■坪庭敷地内において、建物と建物または塀などの間にできる空間を利用してつくる小さな庭。■低炭素住宅平成24年12月4日に施行された「都市の低炭素化の促進に関する法律」に基づき認定されたエコ住宅。建物の省エネ仕様や太陽光発電、高効率給湯器の導入などにより、冷暖房や給湯などの一次エネルギー消費量を、現行の省エネ基準より10%以上低く抑えることなどが認定条件で、各種税金の優遇が受けられる。■デッドスペース構造や設備によって、利用しづらくなる空間。■テラコッタ装飾などに使用される素焼きの陶器。低温で粘土を焼成した大型のタイルをテラコッタタイルといい、玄関や中庭、キッチンの床などに用いられる。■天袋天井面、もしくは近い位置に造られる戸棚。押入れ上部にある小さな襖付の収納部分。265