ブックタイトルぎふ家づくりの本 2016年版

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概要

ぎふ家づくりの本 2016年版

◎下は八角形、上は丸い中央の柱この建物の大黒柱にあたるのが、中央の柱。直径35cm、長さ5メートルのスギ材で、てっぺんのところで放射状に広がる8本の小屋梁を支えます。この建物は天井を張らずに小屋組が露出したつくりなので、中央の柱から広がる屋根の構造がとてもよくわかります。小屋梁との接合部分の加工はとても難しいので宮大工さんにお願いしましたが、これ以外のところは内外装・外構はもちろん、基礎工事なども含め、ほとんど学生たちがつくりました。◎中二階は吊り下げ構造ツリーハウスの雰囲気を演出するために、中二階は中央の柱にくっついて空中に浮いたように見せるため、小屋梁にボルト止めで固定した8本の柱で床組を吊り下げています。三角形を8つ組み合わせた床組は、中央の柱にも差し込まれ、しっかりと固定されています。この構造により、建物は中央部だけが2階建てになり、その下は柱のないすっきりした空間が広がり、子どもたちが動き回れる空間が確保できました。構造と一体化したツリーハウスで、11坪の敷地を立体的に使いこなす。[構造]46