ブックタイトルぎふ家づくりの本 2016年版

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概要

ぎふ家づくりの本 2016年版

◎冒険する心を後押しする階段子どもたちが利用することを考えた階段は一般的には蹴上げ(1段分の高さ)を低め(16cm)にしますが、中二階に上がる階段はちょっと高めの20cm。小さい子どもだと、手も使って「よいっしょ」と登るくらいです。この実習棟は必ず大人が一緒に利用することもあって、あえて高めに設定。年長の子どもが小さい子ども気づかったり、子ども同士が支え合って登ったりしながら、みんなで楽しめる工夫です。素材は温もりがあって素足にも優しいスギ材で、子どもたちが隙間から落ちたりしないように、一般の住宅と同じような蹴込み板を取り付けてあります。◎子どもたちに大人気のすべり台ツリーハウスの目玉が、中二階から降りる動線にあるすべり台。強度を考慮してヒバ材を使い、表面にはポリ合板を張ってすべりを良くしています。高さ145cmからすべり降りるため、安全を考えてすべり具合や勾配を何度も検証しました。また、子どもたちの身長も考えて階段手摺りの高さは95cmに。西面の窓から外を眺めながら、すいっと滑り降りるすべり台は、ここを訪れる子どもたちにも大人気です。[遊具]子どもたちに安全と、ドキドキを。考え、つくり込んだ階段とすべり台。48