ブックタイトルぎふ家づくりの本 2016年版

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概要

ぎふ家づくりの本 2016年版

プライバシーとプライベートの両立をいかに実現するかが難しい2世帯住宅ですが、ご主人が「親世帯と子世帯の間に、共有スペースになる和室を設けてもらいました。和室がちょうど緩衝地帯のようになって、音も気になりません」と語るように、お互いのプライベート感が実現されています。ただ、週に1度は親世帯で家族が揃って食事を楽しみ、普段も奥様が料理をしている間は、お子さんが親世帯で過ごすなど、普段の行き来は自由そのものです。そんな気兼ねない自由さの象徴として表現されているのがウッドデッキの存在です。「一新さんの提案で、親世帯と子世帯をウッドデッキでつなげてもらいました。家の中と外を1周できるようになっているので、子どもはグルグル走り回っておいかけっこをしています。子どもにとっては行き来しやすいし、距離感がちょうどいいですね」と、絶妙な関係性にご満足の様子です。T邸にはもう1つ、大きな特徴があります。それは耐震ではなく一新建設が提案する“対震”という考え方を取り入れた住まいであるということです。あらゆる地震に対応するため、一棟ごとに動的診断(※1)を実施。机上の計算では見抜けなかった弱点を補強するという、耐震+制震+動的診断の導入によって、暮らす人の生命・財産を守ることを追求しています。123程良い距離感で暮らしやすい一棟ごとに動的診断を実施する対震家484