耐震+制震 パワーガード
施工費用目安/約40万円〜50万円(40坪程度) 問い合わせ/国六株式会社 住宅事業部 TEL.0120(055)926
板バネの動きのイメージ写真
耐震と制震の性能を併せ持ち、振動エネルギーを減少させる
耐震と制震効果を狙った「パワーガード」は、柱と梁にアーチ状の板バネを取り付けるというもの。水平方向の力を吸収しながら復元力を補助し、反対方向に力が働いた場合も同様に復元力を補助するという仕組みである。取り付ける箇所は、柱と梁の接合部など、建物のゆがみの生じやすい部分に重点的に取り付けられる。一般的な住宅で概ね20箇所の取り付けが目安とされている。
パワーガードは国立豊田工業高等専門学校建築学科と共同開発も行っており、原寸大の住宅模型で実際に振動させた時のデータ分析も行われているので、実験データにはぜひ目を通しておきたい。
水平方向の力を吸収し、地震による振動エネルギーを独自に開発した板バネによって減衰させるパワーガード。それにより、建物内部の振動体感レベルは、メーカー発表では3分の2程度に軽減できるとしている。
実際に取り付けられた板バネの写真
地震時に強い力の加わる柱と梁に取り付け、水平方向にかかる力を吸収する。
土台の補強の写真
柱と梁を補強しても、肝心の柱が土台から抜けてしまっては何の意味もない。土台と柱の接合部も同時にしっかりと補強される。
メリット
メリットとしては、まず施工期間の短さが挙げられる。軽量 で小型化されたパワーガードの取り付け期間は、標準で1日〜2日間。パワーガードの施工により、工期が大幅にずれこむ心配はほとんどない。また、40坪までの家なら施工価格は50万円〜80万円。万が一の備えとして考えれば、比較的低コストといえるのではないだろうか。
また、取り付けが容易であることから、新築はもちろん、既築住宅にも設置することができる。パワーガードで補強する前と補強後には擬似的に地震を起こす起振器で測定。その結果をデータで知ることができるようになっている。