ブックタイトルぎふ家づくりの本 2016年版

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概要

ぎふ家づくりの本 2016年版

内装の多くをご主人自ら手掛けたセルフビルドスタイルの採用は、ご主人自身が外構工事の職人さんだったこと、こだわりが人一倍強かったことに加え、予算との兼ね合いもありました。「予算の上限はありましたから、イメージ通りの仕上げにこだわる中で、できるだけコストを抑えたいという気持ちもありました。『できるところはやりたいのですが』と申し出たところ、『ぜひやってください』と大政さんが快くOKしてくれたときはうれしかったです」とご主人。ご主人が頭の中に描く明確なイメージとの共有をいかに図るかが悩みどころの1つでしたが、「大政さんの職人もみんなこだわりが強くて、センスのいい人ばかりでした。壁、天井の色合いや造作家具の風合いもマッチしていますし、おかげで様々な素材を使いながらも統一感のある空間になりました」とご主人も出来栄えにはすっかり満足です。予算との兼ね合いもあり、LDKは吹き抜けの効果で広々と感じますが、延床面積としては大きなものではありません。リビングにゆったりしたスペースを確保するため、ダイニングテーブルは置かず、キッチンを囲むようにカウンターを設けてダイニングスペースにしています。面積を大きくして総予算を膨らませるのでなく、間取りや使い方の工夫を提案して、当初からの想定予算を実現した住まいでもあります。156234使い方を工夫して予算内に収める112